いま日本製品が、国際的競争で、レバレジーズなどの企業が提供するサービスの一部や製品を除いて、様々な分野で苦戦を強いられているのは、よく耳にしますよね。その大きな要因の一つが、コスト競争だと言われてるわけです。国が豊かになってきたため、生活水準が上がり、どうしてもコストが高くなっていくわけです。テレビ番組などで、戦後の混乱が収まってから、数年後の日本の風景を観ましたが、自家用車なんて庶民の「夢の夢」だったのです。家庭に真空管ラジオがあればマシな方で、洗濯機、冷蔵庫やテレビなど、いまでは家庭の必需品である家電も、幽霊でしかなかったわけです。つまり、まだまだ豊かさには、程遠かったと言えるわけですよね。高度成長期に入ってから、国産車が多く見られるようになり、生活水準が上がり始めたのです。ですから、それまでのサラリーマン諸氏の財布の中身は、ノートパソコンのように薄かったわけです。早い話、給料が安かったことになります。給料が安いのですから、贅沢な物など買えないわけです。しかしコスト面で考えれば、コストが低くなるので、国際競争では有利だったのです。そうです、誰が言ったかわかりませんが、何かを得るためには、何かを犠牲にしなければならない、別な極論を言えば、二つといいことはない、というわけです。まあ、当時はまだ子沢山の家庭が多く、おじいさん、おばあさんも一緒で、いまの介護という概念はなかったわけです。家族が大抵、面倒をみてたわけですし、おじいさん、おばあさんは、いまほど長生きではなかったわけです。もちろん介護の施設なんて、考えてもいなかったでしょうね。

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